1年近く前の小さなリノベーションの紹介。手狭になった学習塾の小さなリノベーションの仕事をさせていただきました。木造の住宅を学習塾として利用されていて、限られた範囲の中で自習室や先生たちのワークスペース、休憩室をつくりだしました。このことは「既存のものでも、可能性をみつければできるんだ」ということを強く考えさせてくれるきっかけになった仕事で、難しいかもしれませんが塾の子どもたちもこの小さな可能性を感じてくれたらなと期待しています。図面在来木造住宅の構造の特徴である天井裏と床下空間を最大限に利用して、二つの空間を上下に挿入。SONY DSC自習室からはこんな感じ。塾は本やファイルがまだまだ多く、先生の要望でもあった本棚や収納を出来る限りつくりました。壁の奥はワークスペースで上はロフトの休憩室で、その障子は知る人ぞ知る突き出し障子
DSC02190本棚でふさがっていた突き当たりの窓は採光や風を通す本来の役割を取り戻しました。しかし、この間伺ったら雨でもないのにな、な、なんと雨戸でふさがっていた。(‾♢‾;)
SONY DSCワークスペースは操縦性の高いコックピット。欲しいものがすぐに手に届く感じです。キーボードの収納台は先生たちが用意したもの。奥の木製のヘッドフォン掛けも。高密度な空間や木の雰囲気にあったものをchoiceしていただいて、「空間の質を理解してもらっているんだなー」と感じています。SONY DSC上のロフトへ上がるタラップにも収納!(しかし、このタラップが実は大変でした。小さくてその傾斜角度や段数、天井開口のサイズなどなど現場途中で何度も確認。先生にも確認していただきました。ミニマムの寸法はやはり緊張します)
SONY DSCロフトは下のスペースとは正反対の静かな宇宙感です。照明はイサムノグチのあかりシリーズから先生が選びました。コンセプトは月と太陽、そして宇宙!
先日、実は先生から新たな相談。今度は別の場所になるかもしれません。さあ、第2章があるのでしょうか?小さな可能性を大きなものへ、つづく。。。