長野の家1が完成

    初めての建売住宅の設計であり、住む方=クライアントからの設計依頼とは勝手がちがう面もありましたが、その敷地にどう建って、どんな生活になるのかをイメージしながら進めてきました。内心、お客さんがついていただけるかという今までにない緊張を感じていました。そんな心配はよそに第一回目のオープンハウスの時のお客さんでほぼ決まったということを売り主さんから聞いてほっとしています。まだ私の娘は幼く実際はどうか分かりませんが、まるでこの住宅を嫁にだすようなそんな感覚なんでしょうか。住まいとしてここで住む人の生活をきちんと見守って欲しい。そして、お客さんには大事に使っていただきたいなー、よろしくお願いします。

    03

    アプローチ側の外観。軒を全周出して窓からの雨の吹き込みをできるだけ避け、外壁を風雨から保護することに徹しています。こちらは北面で窓を少なくしていますが、中に入っていくとだんだんと明るい部屋が広がります。

    08

    日当りのよいリビングと和室、ダイニング。2〜3家族は集まれるスペースです。あずき色の壁の前にはソファー、カウンターの並びにはダイニングテーブル。家具が無理なくレイアウトできるように想定しています。

    10

    障子やガラスの欄間を介してやわらかい光がひろがります。

    SONY DSC

    吹抜けの玄関。(2つの丸いものはドラえもんの手みたいですが、実は照明です。なかなかかわいいです。)FNP1(住宅)

    さあ、次は隣地の長野2。どうも、あるお客さんがすでに検討しているとのことでどんな展開になるのでしょうか。まだまだつづきます。。。