なごやかな地鎮祭
先週末、市街地に建つT邸の地鎮祭がありました。地鎮祭の時は縄張り(土地に建物の外形を縄で張る)をしています。祭事の前は建物の配置や窓から見える外の雰囲気などを確認。そして建て主さんには駐車場となる位置に実際に駐車していただいて止めやすさや広さを確認していただきました。(以前、佐世保でご実家を二世帯住宅に立て替える KHS(住宅)の時に、縄張りをして実際に車で駐車していただいて建物の配置を50cm移動させたことがありました。ここでは、急な坂を昇りきったところで4台の駐車をしなければならないという特に厳しい条件だったので図面上は確認はしているものの解体後の現場で再度確認してもらうように予定していました。とくに条件が厳しくなると二十三重に確認をしていく必要があります。) 続いて地鎮祭。厳かな儀式ではありますが、建て主さんのお父様の登場で終始なごやかな雰囲気となりました。でも、しっかりと工事の安全祈願と無事に竣工を迎えますようにと気持ちをこめさせていただきました。
ぼくらのように建築の仕事に携わっていると地鎮祭などの神事に関わる機会が比較的多いかもしれません。その分神様に見守っていただけるのかなーなんて欲張りなことを考えてしまいます。どうか来年も一つよろしくお願いします。(低頭)