No.1とNo.3の準備中
「こういう土地にも建ちます」私がこのブログ上で付けているタイトルですが、そろそろNo.1とNo.3の案件を限られた地域になりそうですが、紹介する準備をしています。準備といっても、相談を受けた不動産会社社長のブログの方で手配していただいています。以前にも紹介していますが、ともに湯川校区の土地です。この「こういう土地にも建ちます」の大きな目的は二つあります。一つは、既存の土地や空き家を再生し、新たな開発を促すのではなく現在の地域を微力ながらも更新できないかということです。地域に残っている宅地には変形地や狭小地という扱いにくい土地が少なくないようです。その難しい部分に設計の技術で住宅を提案し、「こういうものが建つんだ」というきっかけをつくります。それともう一つは、量産的な住宅産業のタイプではなく、その土地に合った住宅を考えながらも、土地代も含めてトータルコストを抑えながらできる限り個性的な住宅を提案できないかということです。いろんな住宅の提供の方法がありますが、完全オーダーか、或は決まったタイプかという両極端ではなくて、言ってみればその中間のセミオーダー的な方法も考えてもいいのではないかということです。紹介にあたっては、土地の価格と参考プラン、工事費、設計監理料も含めてご案内する予定です。プランについては、一つの参考案として提案していますので、ご家族のご要望に合わせた変更も可能です。↑No.1 非常に細長い土地での計画
外壁の後退距離や前面道路のセットバックが重なり、実際建てられる幅は4m。そこに、細長さを利用してのびのびとした離れ和室をもつ住宅を計画しました。車も3台は駐車可能。場合によっては、所さんの世田谷ベース的なガレージをつくることもいいかもしれません。眺めのよい45坪の東南角地
既存の古屋があって一見分かりにくいのですが、南向きの眺望がよい場所です。敷地広さの影響か住宅会社関連からの問合せはあるみたいですが、一般間取りの住宅が計画できないということで売れ残っている土地です。そこに、2台駐車ができるコンパクトな住宅を計画しました。プライバシーを守りながらも眺望を取り込むことを重視しています。南側隣地は2m余り下がっており駐車場と住宅の配置から推測して、将来的にもこの眺望は補償されたと言ってもいい立地条件です。↑No.2 前面道路から3m近く下がった宅地
ここは、地主さんの都合により現在は保留中の計画です。立地としては非常にハンデがあるものですが、道路レベルからアプローチして地下に下りていくような個性的なプランです。地下といっても周囲は開放されているので2階建てで2階が道路レベルというこになります。ポケット的な2層吹き抜けの外部中庭をつくり、それぞれの階の居室はその中庭に開放されています。こちらもこの立地ならではの住宅です。
紹介は社長自作の折り込みチラシで予定しています。また、ご紹介します。